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野球で肩が痛いときに知っておきたい小円筋のテーピング方法

2016.12.26

野球で肩が痛いときに知っておきたい小円筋のテーピング方法

  • 野球選手向けテーピング

今回はセルフチェックを行った際、「小円筋(しょうえんきん)」に痛みが出たときの強い味方「小円筋」のテーピング方法をご紹介します。

野球をしていて肩が痛い・・・でも「明日が大会」「休日で整形外科が空いていない」「練習がどうしても休めない」等すぐに病院に行けないケースも多くあるでしょう。
そんな時に誰でも簡単に巻けるテーピング方法をご紹介しておりますので是非ご利用ください!

野球肩のセルフチェック方法は下記のページでご紹介しております。

野球で肩が痛いときに絶対やるべき4つのセルフチェック

■小円筋とは?

小円筋は、肩関節を安定させるために重要な肩のインナーマッスルと呼ばれる4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の一つです。
小円筋の詳しい説明は下記リンクでご紹介しております。

野球で重要な肩のインナーマッスルの役割と4つのトレーニング

■小円筋テーピング方法

準備するものは「キネシオテープ」と「ハサミ」です。

キネシオテープは、ドラックストア(薬局)で購入できます。幅が違うタイプがいくつかありますが、【5cm幅】がオススメです。

小円筋テーピング

長すぎたり短すぎたりしないようにテーピングの長さを決めるために、まずは貼るポイントを決めていきましょう。

腕を斜め前方向45度上げて親指を下に向けます。

小円筋テーピングスタート位置

脇下から指4本分がスタート位置です。

小円筋テーピングスタート位置1

そしてゴール位置の確認です。

胸面の肩のへこみがゴール位置です。

小円筋テーピングゴール位置

スタート位置からゴールまでテーピングをあて、長さを測ります。

小円筋テーピング長さ測る

長さを決めたらテーピングを切っていきます。

★Point★切る際はテーピングをピンと貼った状態で切ってください。

棘下筋テーピング切り取り1

完成です。

※角を丸く切ると剥がれにくくなるので時間がある際は画像のように丸くしましょう。

小円筋テーピング角丸

それでは貼っていきます。

一方の端の台紙を先に剥がします。

★Point★台紙を全て剥がさないように!

小円筋テーピング台紙切り取り

スタート位置にテーピングの端を貼っていきます。

小円筋テーピング貼り方1

テーピングを引っ張らずにもう一方の端をゴール位置に貼ります。

小円筋テーピング貼り方2

後ろから見るとこの位置です。

小円筋テーピング貼り方3

これで小円筋サポートテーピングの完成です。

小円筋テーピング完成

まとめ

今回ご紹介したテーピングはすぐに病院に行けない場合の動きをサポートする応急処置を目的としたテーピングです。

小さな痛みや違和感を放っておくことで、大きな怪我に発展する可能性があります。

トレーナーがいる場合はすぐに相談し、整形外科またはスポーツドクターがいる病院を受診してください。

この記事を書いた人
酒井貴司

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