2017.06.16
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スポーツビジョンアセスメントでは、野球に必要な基本的な視覚能力の測定・評価を行います。
私たちが行う最初のステップは、年齢や選手レベルに関係なく、健康診断や学力検査のように測定して、選手それぞれのスタートラインと目指すべきゴールを設定することです。
野球は、眼から得られた情報に基づいて、どんなプレーをするのか判断し、そして、実際に身体を動かしています。
このように実際にどういったプレーをするのか行動を移すために最初の行うことは「見る」ことです。
また、「ボール球に手を出してしまう」「スイングしようと思っていても身体が動かない」といった判断・反応といった部分にも、見るチカラが大きく関係しています。
ほんの少しの差が勝敗を分ける野球の世界では、非常に大きな差となって、プレーの良し悪しに関わってきます。
一般的に「眼が良い、眼が悪い」と言われるものは学校や免許更新時などで測定を行っている「静止視力」のことです。
スポーツをする上でとても重要な能力ですが、静止視力が良いだけでは良いパフォーマンスにつながりません。
静止視力以外にも素早く動くものを見極める能力(動体視力)、広い範囲を見る能力(周辺視野)、瞬間的に見る能力(瞬間視)といった様々な能力があり、これらを含めスポーツで必要な視覚能力を総称してスポーツビジョンと呼ばれています。
まずは、見る力のレベルがどの程度か知ること。
頭の中で処理されている見るチカラを数値化し、野球に必要なスキルが備わっているか長所や弱点を把握しよう。
測定したデータから改善すべき領域を見つけます。
一般的な視力検査のことで、遠方の目標がどこまで鮮明に見えているか測定します。
スポーツをする上で最も基本となる能力となります。
移動する目標に対して素早く視線・眼球を動かし、目標をとらえる能力を測定します。
目を動かす基本の能力です。
上下左右に動く目標を素早く見極める能力を測定します。
野球のようにボールが高速で動き、目標を追跡しながらコースや球種に合わせて調整が求められる競技では、とくに重要な能力です。
瞬間的に見た情報からたくさんの情報をより正確に認識できるか測定します。
野球のようにボールが高速で動き、瞬間的にコースを把握してスイングするかしないか判断が求められる競技では、とくに重要な能力です。
移動または静止する目標を見ると同時に、その周囲を広く正確に見極めることができるか測定します。
瞬間視・動体視力と合わせて、周辺視野を上手に活用しながら野球のスイングは行われます。
見た目標に対して手で素早く正確に反応できるか測定します。
眼球運動、周辺視野、瞬間視の要素が複合したものであり、見る能力の総合的に評価することができます。
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